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アルテウスの偉大なる冒険談 第42話
01/06(Tue) 00:04|ギリシャ神話アドベンチャーcomment(0)trackback(0)edit
<注:これはミノス王の宮廷のプレイレポートじゃ。ネタバレもあるから承知の上で読んでくれ>

 少し時間をもてあましたので、アリアドネ姫の部屋に向かってみた。
 今回の冒険ではまだ彼女とは出会っていない。一度は面会しておいたほうがいいじゃろう。
 アリアドネ姫の部屋の扉では、アマゾンの女戦士が一人で門番をしていた。レンブラだ。
 彼女にアマゾンの女王からいただいた宝石のブローチを見せると、レンブラは拙者に敬意を示してあっさりと通してくれる。(名誉点1を得る)
 アリアドネ姫は、物怖じせずに拙者の話し相手をしてくれ、毛糸の玉をくれた。
「これはなんでござるか」
「あの兄(ミノタウロス)のいる迷宮に放り込まれた時に、使うといいわ。毛糸の端を入り口に結び付けて歩いていけば、いつでも毛糸をたどって入り口まで帰ってこられるから」
「なぜ拙者が迷宮に入るのでござるか?」
 拙者は少し驚いた。彼女は拙者がミノタウロス退治にきたのを知っているのだろうか。しかし、彼女の答えは違うものだった。
「あら、だって父(ミノス王)は、どのみちあなたを迷宮に放り込んでミノタウロスへの生贄にするつもりだもの。あなたは気づかなかったの?生贄を差し出すのは許してほしいというアテネの願いは、絶対に応じられないのよ。そうすればクレタは滅亡してしまうから」
 やはり、食えない奴であったな。ミノス王は。
「でも、あの迷宮を通り抜ける簡単な秘訣があるわ。それは…」
「誰かがやってくる。アルテウス!さっさとここからお逃げ」
 アリアドネ姫が言いかけたとき、レンブラがあわただしく部屋に入ってきて拙者を部屋の外に連れ出した。
 あの迷宮の地図はすでに大部分は完成しているが、姫の言葉が気になるでござるな。

 そのあと、女神デメテルを称える舞踊会に参加することになる。
 しばらくアンドラという女性と一緒に踊っていると、不意に腹に激痛が走った。
 見ると、サンダルから鉄の刃を飛び立たせた男が、逃げていくではないか!何者かが雇った暗殺者らしい。
 傷は浅いが刃物には毒が塗ってあったらしい。薄れ行く意識の中で拙者はゼウス神に祈った。

 医神アスクレピオスの面影がまぶたに浮かび、拙者はベットから飛び起きる。(持久点5を失う。また、ゼウスに復活させてもらったので、名誉点1、恥辱点0の状態になる)
 なんとか助かったらしい。それでも、名誉点の貯金がなくなったのは痛すぎるわい。
 窓を見ると夕日が見え、いろいろあった長い一日もやっと終わろうとしていた。

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アルテウスの偉大なる冒険談 第41話
01/05(Mon) 23:59|ギリシャ神話アドベンチャーcomment(0)trackback(0)edit
<注:これはミノス王の宮廷のプレイレポートじゃ。ネタバレもあるから承知の上で読んでくれ>

「ツバメ殿。正直に話してくれ」
 ツバメとはタイジアの愛称である。拙者はタイジアの部屋で、静かに彼女に問いただしたのだ。
 タイジアは涙を流し、すすり泣きながら答えた。
「ええ、ミノスからあなたの目的を探り出せと命じられたわ。本当は嫌だったけど、脅されて仕方なく。そうでなかったら、私しなかったわ。絶対に」
 緊張に耐えかねたのか、彼女はそこまで言うとわっと泣き出した。
 拙者がひしと抱きしめると、彼女は徐々に落ち着いてきた。
「ここを出て行くわ。ミノスの怒りから逃れる為に、母のいるクレタ南部の羊飼いたちの所に帰るの。 お願いアルテウス、私を許して。時々は私のことを思い出してね」
 悲しみにつつまれながら、拙者はタイジアの部屋を出た。
 食堂から昼食を知らせる鐘の音が聞こえる。食欲はないが、行った方がいいだろう。

 廊下を歩いていると、ばったりとミノス王に出会った。
 いや、ミノス王は待っていたのかもしれない。彼はお供の人間もつけずに、拙者の前に立ちふさがった。
「わしはお前を観察してしたのだ、アルテウス。アイゲウス王の息子よ、お前は賢い。いつの日にかお前はアテネの王になるだろう。うまくすれば、このクレタの王にもな」
 拙者はだまって聞いていた。クレタの王になれるだと?どういうつもりなんだ。たまらずヒント機能を久しぶりに利用してみる。

―――キョロキョロするな!恥辱点1を負って四二七へ戻れ。

「わけがわからんわ!」
 拙者が思わずつぶやくと、ミノス王はそれを自分への返事だと思ったらしく、うなづいて言葉を続けた。
「わしは無からクレタをここまで築き上げた。だが、わしの愛する3人の息子は全て事故で死に、跡継ぎはあの飲いどれの馬鹿息子クレムトンただ一人のみ。奴に王座をつがせれば、この国はめちゃめちゃになるのは間違いない。わしは王だ。奴が死に、わしの眼鏡にかなった奴が次の王になるべきなのだ」
 王の意図はわかったが、拙者はどうにも胡散臭さを捨てきれずにいた。この宮廷にやってきたばかりの拙者を、王にしようと考えるなど、普通ありえないのではなかろうか。
「王よ。自分の息子を殺せと拙者にいいなさるのか。悪いが拙者、そんな侍の風上にもおけぬ振る舞いはできぬ」
「さあ、どうかな。お前はクレタを手中に収める絶好のチャンスを、むざむざ捨てようというのだぞ。 まあいい、昼食の席で会おう」
 ミノス王は肩をすくめるとさっさと立ち去ってしまった。拙者は立ちつくしたまま、今の出来事を慎重に吟味していた。

 しかしその後、事態は思わぬ方向へ向かってしまった。
 大広間に入り宮廷の人々と一緒になって、果物と熱い野菜のシチューの昼食を堪能していた拙者だが、あとからやってきたクレムトンがわざとらしく拙者にぶつかって、突き飛ばしたのだ。
「邪魔だ、よそ者め」
 あまりの無礼な振る舞いに、パンチで報復すると、クレムトンももんどり打って床に倒れる。奴も怒りの表情で立ち上がると、拙者に飛びかかろうとした。
「そこまでだ!」
 ミノス王がいかめしい顔で一喝して、その場を止めた。
「気をしずめて、精力をためておけ。明日の祭りでお前達は拳闘試合をするがよい。豊穣の女神デメテルは、どちらかが命乞いするか死ぬまで、リングで殴り合うことを要求している。それまで2人は離れておれ」
 ミノス王は手を振って、昼食会は解散となった。
 やっかいなことになったと思う。ミノス王はこの機会をとらえて、公式の場でクレムトンを殴り殺すように、拙者に要求しているのだ。

アルテウスの偉大なる冒険談 第40話
01/04(Sun) 11:05|ギリシャ神話アドベンチャーcomment(0)trackback(0)edit
<注:これはミノス王の宮廷のプレイレポートじゃ。ネタバレもあるから承知の上で読んでくれ>

 朝日がやさしく窓辺から差し込む。拙者はベットの上で、薄くまぶたを開いた。
 かたわらにはタイジアが、傍で横になっていた。拙者が目を覚ましたのに気がつくと、彼女は微笑んで拙者の唇に接吻をする。
「ねぇ。あなた、自分が寝言をいうのをご存知?」
「いや…?何か言っていたでござるか」
 旅の本当の目的を喋ってしまったのではないかと、少し不安になる。タイジアはベットから起き上がり、きらびやかな黄金の腕輪を腕にはめ、化粧台に座ると香料を顔にすり込み始めた。
「あら、別になんでもないのよ。食事にいきましょうか」
 オリーブやブドウを軽くつまんだ後は、オプリスの誘いもあって、海にタイジアともどもボートに乗って漕ぎ出した。沖の波がやさしくなったところで、ボートを停止させる。
 船の中は広いのでしばらく寝転がっていると、オプリスが世間話しをしたがってきた。
「まあね、僕は死人の悪口を言うつもりはないのだが」
 オプリスはそういって、ミノタウロスを生んだミノス王の妻の話しを始めた。
 彼の話しが本当なら、ミノス王の妻は相当にひどい人物だったらしい。なんとなく憂鬱な気分になって立ち上がると、ボートが揺れて拙者の体は海に落ちてしまった。
 ポセイドンの加護のおかげか、溺れることなくボートの淵にしがみついて、オプリスに引き上げてもらったが、服はびしょぬれだ。
「大変!オプリス、早く陸へ向かって!アルテウスさんが風邪をひいたら大変だわ。早く宮廷に戻って着替えしなくちゃ」
 心配しなくてもいいと言ったのじゃが、タイジアは頑固に拙者につきそって、ミノスの宮廷まで戻ってきた。うむうむ、良いおなごじゃのー。

「これで、いいわ。じゃあ、私も着替えるから、後で私の部屋にきて。お・ね・が・い・よ」
 拙者の着替えが終わり、今度はタイジアが自分の着替えに部屋に戻っていった。
 それにしても、タイジアの目はつややかじゃったな。
 イカン、股間が収まらぬ。前かがみにならねば。
「何をやっている。アルテウス」
 声がした方を見ると、ディプティスが自室の扉の影から手招きをしている。不審に思いながらも、老人の話しを聞くために近づくことにした。
「タイジアの部屋にいくつもりか」
「そ、それは拙者の勝手でござろう」
 老人は厳しい目で拙者を見据えた。
「いかにもそうだな。しかし、わしがあんたの立場ならもうすこし慎重に考えるな。例えばタイジアが
なぜそなたに接近したのか、などな」
「それは拙者の魅力というものでござる」
「そうか、ならばいい。それではなぜ、彼女がミノス王から高価な黄金の腕輪を与えてもらったのか、知りたくはないか。わしなら、なぜかと疑問に思うがね」
 そこまでいうと、ディプティスは部屋の扉を閉めてしまった。
 な、なんじゃと。
 ぬぬぬ。ディプティスとタイジア、どちらを信じるべきか。ここは重要な選択肢でござるな。

アルテウスの偉大なる冒険談 第39話
01/02(Fri) 05:00|ギリシャ神話アドベンチャーcomment(0)trackback(0)edit
<注:これはミノス王の宮廷のプレイレポートじゃ。ネタバレもあるから承知の上で読んでくれ>

 歓迎の宴も徐々に解散の時間が近づいてきた。続いてこの広間では舞踊会が催されるらしい。
「もしお暇なら、ちょっと話しがしたいのだが。わしの部屋に来てくださらんか」
 先程、大胆にもミノス王に皮肉を言っていた老人ディプティスが、杖にすがって拙者に近づき、そうささやくと去っていった。
「アルテウス、今晩集まってちょっとやろうと思うんだ。仲間にはいらないか」
 若い宮廷人のオプリスとラクトリスが、酒を飲む仕草をしながら誘ってくる。
 ここでの選択肢は5つもある。
 このまま舞踊会に出席するか、ディプティスに会うか、若者たちと酒を酌み交わすか、あてがわれた自分の寝室に戻るか、この隙に迷宮へこっそり進入するか、だ。
 宮廷の中では武具を持ち歩いていないので、今、迷宮に入る選択は駄目じゃろう。考えたあげく、ディプティスに会いに行くことにする。

 ディプティスの部屋は相当に広く、そして風変わりじゃった。
 部屋の中央に大きなプールが水をたたえており、その中には人工のちゃんと土で作られた小島が浮いているのだ。小島には植物も生えており、二頭の犬のような奇妙な生き物が島を動き回り、何かの肉の固まりを貪っている。
 プールの傍ではディプティスが、無感動な顔つきで肉を投げ与えていた。奴は拙者がやってきたのをチラリとだけ見て確認すると話し出す。
「ダイダロス(あの迷宮を作った設計主)が竜の卵を持ってきてくれたんだ。宮廷の馬鹿者たちは、私が子供も育てずに竜を育てていることをあざ笑うが、子供より竜の方がずっとましさ。こいつらは私に感謝もしないし、私もそれを期待しない。父親のように裏切られることもないというわけだ」
 なるほど、ディプティスは正真正銘の変わり者らしい。しかし多少視点が歪んでいるかもしれんが、情報を得る相手として彼はうってつけだ。そのまま話しを促すと、この宮廷の人間模様や権力事情について長々と語ってくれた。
 ミノタウロスが生まれた経緯、ミノス王の息子たち(3人は死んでしまいあの馬鹿な4男だけが残った)のこと、トラキア人とクレタ人との派閥抗争、オプリスとラクトリスの人物像などだ。
「アリアドネはどうなのだ」
 拙者はそう問うたが、ディプティスは肩をすくめて答えた。
「問題にならない。ミノス王は密かにあれが自分の娘でなければいいと思っているだろう。彼女は物の数ではない」
 ディプティスは語りつくしたようだ。何を考えているのか図りかねるところもあったが、彼のおかげで役にたつ情報を得たのは間違いないだろう。(情報点4増える)

 礼を言ってディプティスの部屋を退席した拙者は、舞踊会の様子を見に行った。そこでは大勢の奴隷達が、竪琴と笛と太鼓の音に合わせて、何かを演じた踊りを披露していた。
「これは、ミハキノと呼ばれる海女の踊りよ。豊穣の神デメテルに捧げる感謝の意味があるの」
 昼間、拙者の世話をしてくれたタイジアという娘が、いつの間にか傍にいて解説をしてくれた。
 しばらくすると曲調が変わり、舞踊会に出席している全員で踊りの輪が作られた。
「こんどは私たちが踊る番よ。この民族舞踊を踊らないなら、クレタにきた意味なんてないわよ」
 しぶる拙者をタイジアは強引に連れ出した。しぶしぶ参加するが、不慣れな踊りにステップを間違えて転んでしまう。(恥辱点1増える)
「いたた。拙者、戦場では遅れをとることはないが、踊りは無粋な田舎暮らしをしてきたものでな。踊りはどうにも苦手でござる」
 照れながらタイジアに話すと、彼女はクスッと笑って部屋の片隅に拙者をひっぱり、「外にでましょう。外の方が涼しいわ」と誘いかけてきた。
 宮廷の庭は広く、涼しげな風がほてった体に心地よかった。月は木々の上にのぼり、大理石のベンチに2人で腰掛ける。
「夢みたいね」
 彼女は、拙者に自分の体をもたれかけさせた。
「私の母は平凡な羊飼いよ。なのに娘の私は、こうして王の息子と一緒にいるだなんて」
「王の息子だからといって、どうということでもござらぬよ」
 おお、なにかしらぬが、良い雰囲気ではないか。
 夜はさらにふけ、月が静かに天空を横切っていくが、拙者らはいつまでもそこに寄り添っていた。

アルテウスの偉大なる冒険談 第38話
01/01(Thu) 21:24|ギリシャ神話アドベンチャーcomment(0)trackback(0)edit
 謹賀新年。長らく日記が中断して申し訳のうござるが、新年を機会に復活させることにしもうした。気長にお付き合いくだされ。

<注:これはミノス王の宮廷のプレイレポートじゃ。ネタバレもあるから承知の上で読んでくれ>

 船はゆっくりとクレタ島の港に接近する。拙者は強い日差しに目をしばたたかせ、大きく背伸びをした。
 ついに到着したな。母上のもとより旅立ってからまだひと月もたっていないのに、9ヶ月かかったような気分じゃな。
 前巻終了前の状態は次の通りだ。

原攻撃点  4  ヘパイストスの剣(攻撃力+4)*
原防御点 10  ヘパイストスの胸当て(防御力+4)*、ヘパイストスの盾(防御力+4)*
名誉点  18
恥辱点   6
所持品  母の宝石、アイゲウス王からの親書、メダル(戦闘時に攻撃力か防御力のどちらかに+2の効果)、ブローチ
* 神々やそれに属する生き物との戦闘では、ポイントが6に増える。

 名誉点は前回にクレタ島に到着したときより低いが、代わりにこの冒険全体を通してゼウスの加護を一回余分に受けられる権利をもらっている。さらに前の巻では、ゼウスの助けを一度も借りていないのだ。
 もっとも一巻に一度使える権利を利用しないのはもったいないので、ゼウスに祈って「いつでも名誉点をサイコロ一つ分増やせる力」を行使することにした。サイコロの目は5。名誉点は23にアップしたわけだ。
 ヘパイストスの武具も手に入れているし、なにより今回は親書をちゃんともってきている。完璧じゃな。
「また会ったな、アルテウス」
 ふいに聞こえた声に物思いは破られた。前を見ると、あのおなじみの使者の神ヘルメスが目の前に立っている。ヘルメスはにっこりと笑って神々のメッセージを告げる。
「実際のところ、週に一回とはいえ、予想した以上に進行が遅いな。この旅が終わる頃には、一年以上かかっているんじゃないか。まあ、怒るなよ」
 こぶしを振り上げると、ニヤリと笑ってヘルメスの姿はかき消えた。
 そういえばこの巻は陸地の冒険じゃから、守り神であるポセイドン神の出番はほとんど期待できないじゃろうな。

 船から降りると、普通にミノス王に会いに行った。お馴染みの歓迎パーティやら、奴の息子の狼藉騒ぎやらがあった後に、ミノス王に親書を手渡す。親書の内容を忘れている読者に説明するが、内容は「ミノス王へは今以上の金品を捧げるので、若者達を生贄として差し出すのは許してほしい」というものである。
 ミノス王はしばらく親書に目を通していたが、やがて顔をあげて拙者を見た。
「話しはわかった。このことについては3日後にせまる祭りの後にゆっくり話そうではないか。それまでは客人として自由にくつろがれよ」
 こうして拙者は牢獄以外の宮殿内を、自由に歩き回れる機会を得たのでござる。

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