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アルテウスの偉大なる冒険談 第10話
01/14(Tue) 01:35|ギリシャ神話アドベンチャーcomment(0)trackback(0)edit
<注:これはアルテウスの復讐のプレイレポートじゃ。ネタバレもあるから承知の上で読んでくれ>

 武器を失った盗賊どもを従えて、拙者は階段を降り宿を出て行った。
 少し歩いて宿の方を振り返ると、宿の主人が目を丸くしてこちらの様子を見つめていた。
「ささっ、神殿はこちらです」
 へりくだった態度になった盗賊どもの案内につれられたどり着いたのは、一点の汚れもなく白々と輝く神殿だった。
 ほぅ、これは素晴らしい。
 拙者は高くそびえる神殿を柱を眺めて感嘆の声をもらしていると、ふいに物音がした。
 瞬時に夢想から現実に引き戻されたが、すでに盗賊達の姿は消えていた。
 逃げられたか…。まぁ、よいわ。
 神殿に近づくと、医神アスクレピオスの彫刻が苦しげな表情をしているのに気が付いた。そばの泉は流れる血で赤く濁っている。
 拙者は怒りに手足がふるえた。これは神への恐るべき挑戦、許されざる冒涜でござろう。
「下司な盗賊どもよ、出会え出会え!聖所を汚し、その代価を払わずにすむと思っているのか!」
 拙者は声をはりあげながら神殿の中に突入すると、暗がりから盗賊どもが襲ってきた。
 しかし、なんたること!拙者は最初の攻撃を外してしまった。必死で戦況を立て直そうとするが、たちまち拙者は“重傷”になってしまう。こうなっては仕方がない。
 無念ながら降伏を申し出たのだが、盗賊どもは拙者を血の泉の方へひきずっていった。泉に顔をつけて溺れ死にさせようという魂胆らしい。なんと卑劣な。
 こうなっては守り神の力にすがるしかない。心の中で必死に祈るとアフロディテの鈴が鳴るような声が聞こえてきた。(名誉点を2点消耗する)
「さあ、私が足止めをしている間にお逃げなさい。アルテウス。世話のやける子だこと」
 突如、泉の水が噴きあがり、盗賊どもの顔に浴びせかかった。
 このスキに拙者は素早く身をあげると、脱兎のごとく走って町を抜けた。
 なんとヒドイ展開であろうか。盗賊退治は失敗し、武器も失ってしまった。
 しかし、やるだけのことはやったのだから恥辱点を負うこともなかった。何より命は無事なのだ。今はそれで十分と考えるしかなかろう。

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