スポンサーサイト
--/--(--) --:--|スポンサー広告|-|-|edit
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
アルテウスの偉大なる冒険談 第18話
01/26(Sun) 04:06|ギリシャ神話アドベンチャーcomment(0)trackback(0)edit
<注:これはアルテウスの復讐のプレイレポートじゃ。ネタバレもあるから承知の上で読んでくれ>

「よくぞ戻った!そなたこそ我が息子だ」
 宮殿に戻った拙者に父アイゲウスは、驚嘆の叫びをあげながら駆け寄って抱きしめてきた。
 よく見るとまぶたにかすかに涙が滲んでいる。内心では死地へ向かわせた者が、もし本当の息子だったらと心痛していたようだ。拙者もじんわりと胸にくるものがある。
「お顔をあげてください。拙者、父上に会えて嬉しゅうごうざいます」
「母は元気なのか?それにその奇妙な言葉遣いはどこで覚えたのだ?さあ、お前の話しを聞かせてくれ」
 父の顔は喜びに輝いていたが、何かを思い出したように急に深刻な表情になった。
「お前は良いところにきてくれた。頼みたい事があるのだ。お前でなければ勤まらぬ仕事なのだ。すまぬがクレタ島へ行ってほしいのだ。こちらへ来てくれ」
 どのみち最終目的のミノタウロスがいる場所はクレタ島だ。異論はない。王は苦渋に満ちた国の事情を話す。
「クレタ島のミノス王は、ミノタウロスへの生贄にするために、わが国の若い男女を7人ずつ毎年献上することになっている。屈辱だが献上された彼らは断ればミノスは軍隊をわが国に差し向けると脅してくるのだ。だが毎年、若者達を奪われる我が民衆の不満はもう限界まできている。そこでお主は私の使者として、生贄のかわりに金銀などの財宝の献上であがなえるようにミノス王を説得してきてほしい。決裂すれば後は戦争しか手段がないところまできているのだ」
「もし決裂したときは敵軍の様子を少しでも多く探ってきてくれ」
 父の隣に控えている髭面の軍師らしき男がそう口を挟む。むしろ戦争を望んでいるかのような口ぶりだ。先程ミノス島からきた旅人エリデュロスが、アテネの住民の手でリンチに遭っていたが、その理由がやっとわかった。
「さっそく親書をしたためよう。こちらへ来てくれ」
 父は拙者を貴族達の立ち並ぶ広間から、誰も居ない書斎に招き寄せた。親書を自らの手で書き上げ、封をして拙者に手渡す。
「実はな。もう一つ頼みがある。ミノス王は冷酷な男だから申し出をはねつける可能性があるのだ。そのときはミノタウロスを殺してきて欲しい。なぜならクレタにあの化け物がいる事こそが、奴らの軍隊に神の力を与えていると言われているからだ」
「承知つかまつった。もとより兄じゃの敵、ミノタウロスの退治は我らが一族の悲願でござる。父上、安心してくだされ」
「おお、頼もしい。お前を乗せて行く船には黒い帆を張っておくぞ。お前が首尾よくことを果たせたら、船に白い帆をつけかえて凱旋するのだ。それを見て私は魂から安らぎを得る事だろう。だがその前にもう一つ困ったことがあるのだ」
 まだあるのか。この都もいろいろ問題が多そうだ。いずれ拙者が王の後継ぎになるのかはわからぬが、王という立場も楽ではないらしい。威厳に満ちて見えた父だが、こうして間近で見つめていると相当な疲労をひきずっているのがありありと見えた。
「実は女戦士のアマゾンどもが、わが都に向かって進軍してきているのだ。このままなら明日には我が軍との戦闘になる。理由はわからんが降りかかる火の粉は振り払わぬばならん。お前の力も貸して欲しい」
 ようするに一兵士として戦えということか。仕方ない。今回はパラグラフ3つしか話しが進まなかったし、まだまだ先は長いのだ。
 せめて今晩はゆっくり休んで英気を養わせてもらおう。

スポンサーサイト
アルテウスの偉大なる冒険談 第17話
01/26(Sun) 00:10|ギリシャ神話アドベンチャーcomment(0)trackback(0)edit
<注:これはアルテウスの復讐のプレイレポートじゃ。ネタバレもあるから承知の上で読んでくれ>

 メガラの町からエレウシスの町へと旅を続ける。エレウシスは女神デメテルの神殿で収穫祭の儀式が行われているというあの町だ。
 またしても女祭司は拙者の手を取ると階段を登りはじめ、なにがなんだがわからぬうちに祭壇の前に立たされる。
「エレシウスの市民よ。これから一般人の1人に再生の象徴たる穀物と水と炎の儀式を執り行ってもらいます。さあ、始めましょう」
 目の前には水の入った壷と穀物の入った鉢、そして燃え盛る炎の入った火鉢がある。
 先に穀物の入った鉢を手にとると、群集のかすかなどよめきが聞こえる。
 この穀物をどうするべきか。水瓶の中に入れるのは前回試して失敗じゃった。火にくべて燃やすのは収穫祭らしくない。拙者が食べるのも何か珍妙だ。
 ならば消去法で群集に振り掛けるのが正解かもしれん。
 予測はあたって、群集は拙者のまく穀物を奪おうと必死に取り合っている。ワハハハハ、何か愉快じゃ、餅まきみたいじゃな。
「次の儀式をお願いするわ。水瓶を使うのよ」
 穀物をすっかり撒き終えると、女祭司は拙者に話し掛けた。
 今度は水瓶か。瓶の中には水がたっぷり入っている。
 選択肢は穀物にかけるか、火鉢にかけるか、水を飲むかの3択になっていた。穀物と水の組み合わせはきっと駄目じゃろう。水を飲むのもなにか違う気がする。というわけで火鉢に水を振り掛ける。
 火鉢はジュジュジュューーーーッ!!!と音をたてて、中で燃え盛っていた火が消えた。
「春の秘蹟はつつがなく執り行われ、デルメルの娘ペルセポネが戻ってきました!」
 女祭司の宣言と同時に湧き上がる歓声。うまくいったようだ。
 その日は夜通し宴会が催され、たっぷり飲み食いして一晩を過ごした。

 翌朝、女祭司に穂の形をした金のブローチを譲り受ける。
「これはあなたがデルメルの女祭司の友人という証です。もっていきなさい」
 拙者は感謝の意を示すと旅を再開した。(名誉点が3増える&デルメルと友好関係になる)
 そのまま寄り道をせずに旅を続け、アテネの町へと入る。
 細かいところは端折るが、エリデュロスという旅人を助けた後、父上の宮殿に到着する。
 今回は「スティリコン」と名乗ったが不審者として捕まってしもうた。
 アフロディテ殿こそ登場しなかったが、必死で無実を訴えていると、父上の情けにより宴会場に招待された。ここまでくれば同じ展開だ。
「わたしの気高い息子、あの愛すべきアルテウスだというのか。だが、私は長いことお前に会っていなかった。今は信じて良いものか判断がつかぬ。…だが、証明する方法はあるぞ。マラトンの町に凶悪な牡牛が出没して、住民がふるえあがっているのだ。牡牛を殺してこい。それができる勇者であれば、お前はこのアイゲウスの息子に間違いないであろう」
 今度こそ、今度こそ、あの牡牛を倒すことができるのだ。武者震いをしながらマラトンの町へ向かいだす。
 起伏のゆるやかな高地地帯を歩いて夕方になるころ、前方にマラトンの町の影が見えてきた。不意打ちを警戒して牡牛を向かい撃つべく、町の手前で静かに腰を降ろして待ち受ける。
 やがてのっそりを姿をあらわした小山のような牡牛に向かい、斧を取り出して身構える。
「アルテウスよ!牛を殺せ!」
 戦闘がはじめる前にアレス神が登場して(名誉点3点を消耗する)さらに超人的な力を拙者に注ぎ込んでくれた。(この戦闘中にかぎり原攻撃点が8となる)
 この勝負もらった!
 牡牛の攻撃など一切かまわず、足を踏ん張って斧を打ち下ろす。その一撃、一撃は確実に牡牛に命中する。
 拙者の猛攻に耐えられずに牡牛は転倒した。
 横倒しになって大きく吠えている牡牛に、トドメの一振りで息の根を止める。
 固唾を飲んで遠巻きに見守っていたマラトンの住民が近寄ってくる。彼らの賞賛の声を聞く前に、拙者は牡牛の角を切り取って、さっさと父上の宮殿めざして引き上げることにした。(名誉点を7点得る)
 畜生相手に勝っていつまでも喜んではおられん。いずれはミノタウロスと戦うのじゃからな。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。