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アルテウスの偉大なる冒険談 第33話
02/25(Tue) 00:44|ギリシャ神話アドベンチャーcomment(0)trackback(0)edit
<注:これはミノス王の宮廷のプレイレポートじゃ。ネタバレもあるから承知の上で読んでくれ>

 石造りで湿った迷宮の中に拙者は再び放り込まれた。
 今回も持参できたのはアリアドネ姫からいただいた毛玉だけだ。松明やランプなぞ持っていないので、攻撃点と防御点から二点ずつマイナスのペナルティを受ける。
 今回は慎重に歩みを進め、マッピングをしていく。時々、迷宮の床に竪琴などのアイテムが落ちていたり、水溜りに行き逢って「水を飲むか」などの選択肢が登場するが、一通りマッピングするまではと、無視をして歩いていく。
 革張りの小箱が迷宮の壁に設置してあった。む、宝箱のようで誘惑があるのぉ。これは開けてみるか・・・・・・

オオオオオオオオオオオォォォォォオ!

 壁を揺るがすほどの恐ろしい大音響が響きわたった!ミノタウロスの位置が近いのだ!
 恐慌をきたして箱を取り落とすと、走ってその場を離れる。(恥辱点を1点負う)やはりだ。この迷宮は、こちらから何かしようとしたときのみ、危険が発生する仕組みらしい。
 この事件で懲りた拙者は、いよいよ決心してマッピングに専念することにした。イベントを無視すれば危険がないとわかれば、こんなものは単調な迷路にすぎない。
 そして最初の冒険でふれたとおり、迷宮の壁の多くには、数々の神話を解説した見事な壁画が描かれているので、探索中も退屈することはなかった。中にはミノタウロスの犠牲者の骨の山など、芳しくない見世物もあったがな。

 どのくらい歩いたじゃろうか。
 前方に明かりが見えたと思うと、ほどなく設置された松明に照らされる小ホールにたどり着いた。
 そんなにまぶしいわけでもないが、久しぶりの光に目を細くして部屋を見渡す。
 ガランとした、調度品など何もない空間だが、床には一体の骸骨が転がっていた。拙者はいぶかしい思いでそれをまじまじと眺める。
 骸骨は立派な鎧を着込んでいたが、鎧の破損のぐあいからして、背後から何か猛獣の(むろんミノタウロスじゃろう)一撃を受けたらしい。それがそのまま致命傷になったようだ。
 そして骸骨からほんの少し離れた位置に、一振りの剣が転がっていた。たいそう素晴らしい、まるで神々によって鍛えられたかのようにオーラを放つ剣が・・・・・・。
「ま、まさか」
 拙者は体の震えが抑えられなかった。兄上であるテセウスは、女神ヘラからこのような剣を与えられて、この迷宮に入ったのではなかったか。すると、この骸骨は・・・・・・。
 こみあがる衝撃とミノタウロスへの怒りをたぎらせながら、拙者は兄の剣に手を伸ばした。
 そのとき背中に重い一撃を受けて、拙者は床をふっとぶ!(軽傷状態になる)
 かろうじて剣をつかんで振り返ると、ミノタウロスが斧を振り上げてもう一撃を拙者に加えんとしている所ではないか。
「おのれ!許せん!」
 兄の剣は予想通り、強力な武器だった。攻撃力+8のうえ、防御力にも+8の効果があるのだ。
 それに本文には書いていないが、ここは明かりのある小ホールということだから、暗闇によるペナルティはこの際、無視してもかまわないだろう。
「くたばれ、化け物。キェェェェェ!」
 ミノタウロスの脇に、拙者の渾身の一撃が決まる!奴の傷口から血が噴き出した。
 じゃが、ミノタウロスはダメージには一切かまわず、拙者にもう一撃を振り下ろした。命中!
 拙者は重傷状態になってしまう。しまった!こうなると、攻撃力を決める際にサイコロを一つしかふれなくなるのだ。ミノタウロスはさらにジリジリと拙者に近づいてくる。
「く、くそっ。こんな!こんなところで!」
 無常にもミノタウロスのトドメの一振りが拙者の体に食い込み、拙者は床に崩れ落ちる。
 兄上の傍に並ぶように…。

END

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