スポンサーサイト
--/--(--) --:--|スポンサー広告|-|-|edit
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
アルテウスの偉大なる冒険談 第40話
01/04(Sun) 11:05|ギリシャ神話アドベンチャーcomment(0)trackback(0)edit
<注:これはミノス王の宮廷のプレイレポートじゃ。ネタバレもあるから承知の上で読んでくれ>

 朝日がやさしく窓辺から差し込む。拙者はベットの上で、薄くまぶたを開いた。
 かたわらにはタイジアが、傍で横になっていた。拙者が目を覚ましたのに気がつくと、彼女は微笑んで拙者の唇に接吻をする。
「ねぇ。あなた、自分が寝言をいうのをご存知?」
「いや…?何か言っていたでござるか」
 旅の本当の目的を喋ってしまったのではないかと、少し不安になる。タイジアはベットから起き上がり、きらびやかな黄金の腕輪を腕にはめ、化粧台に座ると香料を顔にすり込み始めた。
「あら、別になんでもないのよ。食事にいきましょうか」
 オリーブやブドウを軽くつまんだ後は、オプリスの誘いもあって、海にタイジアともどもボートに乗って漕ぎ出した。沖の波がやさしくなったところで、ボートを停止させる。
 船の中は広いのでしばらく寝転がっていると、オプリスが世間話しをしたがってきた。
「まあね、僕は死人の悪口を言うつもりはないのだが」
 オプリスはそういって、ミノタウロスを生んだミノス王の妻の話しを始めた。
 彼の話しが本当なら、ミノス王の妻は相当にひどい人物だったらしい。なんとなく憂鬱な気分になって立ち上がると、ボートが揺れて拙者の体は海に落ちてしまった。
 ポセイドンの加護のおかげか、溺れることなくボートの淵にしがみついて、オプリスに引き上げてもらったが、服はびしょぬれだ。
「大変!オプリス、早く陸へ向かって!アルテウスさんが風邪をひいたら大変だわ。早く宮廷に戻って着替えしなくちゃ」
 心配しなくてもいいと言ったのじゃが、タイジアは頑固に拙者につきそって、ミノスの宮廷まで戻ってきた。うむうむ、良いおなごじゃのー。

「これで、いいわ。じゃあ、私も着替えるから、後で私の部屋にきて。お・ね・が・い・よ」
 拙者の着替えが終わり、今度はタイジアが自分の着替えに部屋に戻っていった。
 それにしても、タイジアの目はつややかじゃったな。
 イカン、股間が収まらぬ。前かがみにならねば。
「何をやっている。アルテウス」
 声がした方を見ると、ディプティスが自室の扉の影から手招きをしている。不審に思いながらも、老人の話しを聞くために近づくことにした。
「タイジアの部屋にいくつもりか」
「そ、それは拙者の勝手でござろう」
 老人は厳しい目で拙者を見据えた。
「いかにもそうだな。しかし、わしがあんたの立場ならもうすこし慎重に考えるな。例えばタイジアが
なぜそなたに接近したのか、などな」
「それは拙者の魅力というものでござる」
「そうか、ならばいい。それではなぜ、彼女がミノス王から高価な黄金の腕輪を与えてもらったのか、知りたくはないか。わしなら、なぜかと疑問に思うがね」
 そこまでいうと、ディプティスは部屋の扉を閉めてしまった。
 な、なんじゃと。
 ぬぬぬ。ディプティスとタイジア、どちらを信じるべきか。ここは重要な選択肢でござるな。

スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。