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アルテウスの偉大なる冒険談 第12話
01/18(Sat) 01:05|ギリシャ神話アドベンチャーcomment(0)trackback(0)edit
<注:これはアルテウスの復讐のプレイレポートじゃ。ネタバレもあるから承知の上で読んでくれ>

 翌朝、クロミオンの町を旅立つと町外れに道しるべがあった。ここからはパガイの町行きの山道とメガラの町へ行く海沿いの道へと分かれているようだ。パガイはネズミの大群に襲われたという嫌な記憶があるので、メガラの町へ進路をとり、昼頃にはメガラの市場にたどり着く。
 市場は無数の屋台が並び人ゴミで賑わっていた。ギリシャ全体から荷物が届いているようだ。物珍しい品々もあって、しばらくぶらぶら屋台を見物してまわっていた。途中で屋台から食い物をすくねようとする小悪党どもに遭遇したので、尻を蹴り上げて警備員に引き渡してやる。(名誉点を2得る)屋台の主人はキュロンと名乗りさかんにお礼をいう。
「この世に正義がまだ失われていないことを知って私は嬉しいです。感謝の印にこの盾を受け取ってください。私にはもう不要のものですし、あなたならこの盾の名誉を傷つけるようなことはなさらないでしょうから」
 キュロンの盾は大きく少々使いづらいが(攻撃点-1)身を守るには最適な防具だ。(防御点3)

 それ以降はなにごともなく、メガラの町からエレウシスの町へと旅を続ける。エレウシスでは今、女神デメテルの神殿で収穫祭の儀式が行われていると聞く。ちょっとした好奇心から見物してみようと思ったのじゃが、これがいけなかった。
 拙者が神殿にたどりついたときは、群集が固唾を飲んで見守る神殿の白い階段の上で、女祭司がなにやら儀式を執り行っているところであった。そのうち、女祭司が階段をおり群集の中を動きまわリ始めた。あちらの人の手をさわり、こちらの人の手をさわりするところを見ると、なにかの代表者を捜しているらしい。嫌な予感がしたが、その予感どおり女祭司は最後には拙者の手を取ると階段を登りはじめるではないか。
 なにがなんだがわからぬうちに祭壇の前に立たされた拙者は、呆然と女祭司の言葉と群集の期待のこもった歓声を聞いた。
「エレシウスの市民よ。これから一般人の1人に再生の象徴たる穀物と水と炎の儀式を執り行ってもらいます。さあ、始めましょう」
 目の前には水の入った壷と穀物の入った鉢、そして燃え盛る炎の入った火鉢がある。始めましょう、といわれてもこれらをどうすればいいのじゃろう?女祭司は拙者に何の助言もしてくれない。
 しかたなく先に穀物の入った鉢を手にとると、群集のかすかなどよめきが聞こえる。
 これで正しいのか不安になる。この穀物をどうするべきか。群集に振り掛けるか、水瓶の中に入れるか、火にくべるか、いっそ食べるべきか。
 そのときパラグラフに<>がついているのに気が付いた。今回の冒険はヒントをなるべく使わないつもりじゃったが、このときばかりは文字通り、神にすがる思いでヒントを見てみる。

───君は守り神への祈りをつぶやく。すると、かすかな囁きが聞こえる。「わからない。それはこのわたしにも謎なのさ!」(名誉点を1失う)

 アフロディテ殿も案外とあてにならぬ……。
 悩んだ挙句、鉢の中身を水瓶の中にあけてみた。チラリと群集の反応を見るとこの行為に対して仰天して尻込みさえしているではないか。しまった、失敗じゃ。
「みなさん、この男は余所者。われわれの儀式の手順を知らなくて当然です」
 女祭司が口を開いて群集をなだめ、拙者にむかって微笑んだ。
「異国の人よ。もう行くがよい」
 女祭司が新たな代表を選んでいる間に拙者は、恥ずかしさで顔を紅潮させながら退席した。恥辱点が増えなかっただけましと思わねばなるまい。

 エレウシスの町を出て、オリーブの並木道をひたすら真っ直ぐに歩き続ける。道はこれまでと違って手入れが行き届いており、耕地が広がり農民たちが働いているのが見えた。次はいよいよ父の都、アテネが近づいているのだろう。

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