スポンサーサイト
--/--(--) --:--|スポンサー広告|-|-|edit
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
アルテウスの偉大なる冒険談 第21話
01/29(Wed) 23:47|ギリシャ神話アドベンチャーcomment(0)trackback(0)edit
<注:これはアルテウスの復讐のプレイレポートじゃ。ネタバレもあるから承知の上で読んでくれ>

「なに捜しているの?」
「ああ、アルテウスの復讐っていうゲームブックをなくしたんだ。この部屋にあったはずなんだが」
「またぁ!?いつも適当に放り出すから、こうなるの!ちゃんと整理しておけばこんなとこにはならないのよ。だいたいあなたは」
「思い出した!確かアルテウスの復讐はダブリ本を持っていたはず。たしか、倉庫の中に…やった!あった!」
「ちょっと!人の話しを聞きなさい」
「・・・・・・!」
「・・・」

 目を醒まして、ガバッと身を起こした。ここはどこだ?
 急いであたりを見回すとクレタ島行きの船内、その中のあてがわれた寝室に拙者はいた。
 妙な夢を見たようだがよく覚えていない。とにかく現実の世界に戻ることができたことにホッとして、拙者は守り神に感謝の祈りを捧げた。冒険を続けよう。

 船長は次の寄港地をメロス島にするべきか、デロス島にしようか悩んでいた。海図から見ても航海の条件は同じだそうで、拙者に意見を求めてくる。
 たいして判断する材料もないので、適当にメロス島と進言してメロス島にいったが、ごく平和な島でトラブルは特になかった。ブドウを食べて腹を壊し、蜂蜜を取ろうとしてミツバチに刺されたので、うんざりして出発することにした。体力ポイントの概念がない世界でよかったわい。(なぜか名誉点が2点増える)
 再び航海は続く。そして次なる寄港地、テラ島に上陸したときに奇妙な事件が起こった。
 テラ島を1人で探索していると、前方に見える崖が突如として崩れ始めたのだ。そしてその時、崖の下には屈強な戦士、鍛冶屋の姿をした足の悪い男、冠をかぶった女の3人の男女がいた。
「助けてくれ!」
 3人はいっせいに叫んでいる。しかし、拙者は急いで駆けつけても1人しか助けられる時間はないだろう。とっさにそんな冷静な判断を下した私は、誰を助けようかと吟味した。
「そんな暇があったら早く助けろ!」
 屈強な戦士が拙者の心を読んだかのように叫ぶ。その顔を見て驚いた。彼は我が守護神アレスではないか。
 そうなると、他の2人も神々ということだろう。おろらくこれは拙者を試しているのだ。きっとここは重要な選択肢に違いない。
 まずは、軍神ともあろうアレスが本気で助けを求めるとは考えにくい。よって助けるなら、足の悪い男か冠をかぶった女だ。次に先程「ヘラが君の守り神なら」という選択肢があったので、女はヘラ神の可能性が高い。以前、拙者がヘラの儀式を邪魔して彼女を怒らせていることを思い出した。ご機嫌をとるチェンスかもしれんが、彼女からは褒美がもらえないかもしれない。
 消去法で鍛冶屋を助けることに決めた。
「待ってろ!拙者が助けに行く」
 拙者は身の危険も顧みず、崖から落ちてくる石つぶての中を突進して、鍛冶屋を抱えあげようとする。だが、もうもうたる砂塵に思わず一瞬目を閉じてしまう。
 目を開けると崖崩れなど初めから無かったかのように、あたりは静かになっていた。戦士も女の姿も消え、鍛冶屋1人が微笑んで立っていた。彼は雷鳴のような轟く大声で言った。
「賢明な判断だ。よくぞ鍛冶の神ヘパイストスを救おうとしてくれた。褒美をやろう」
 ヘパイストスの腕の中に剣と鎧と盾があらわれ、拙者に手渡してくれた。簡素なデザインながら、しっかりとした作りで惚れ惚れするような一品だ。

 剣(攻撃点4)、鎧(防御点4)、盾(防御点4)
*さらにこれらの武具は、神や神にかかわる生き物と戦う場合には全て6点にアップする。

 大きな収穫に喜びいさんで船に戻る。いよいよ次はクレタ島まで一直線だ。
 だが、ここで運を使い果たしたのか、次の航海は大嵐にみまわれた。ポセイドンとは中立の関係にもどっているので、彼の庇護が受けられない。名誉点を6点も使って、嵐を静めるようポセイドンに祈ったが、嵐が静まる気配はなかった。おまけに船の揺れにとられて、武器と防具と道具を一つずつ海に落としてしまう。(ここで予備の武具とブローチを無くしたことにする)
 そんな嵐も七日が過ぎてやっと静まった時、船は航路を大きくそれてキテラという島の傍までたどり着いた。
 船長が憔悴した様子で島に寄航して休息しようと拙者に申し出てきたが、拙者はいい加減に一刻も早くクレタ島につきたいところだ。
 すまぬが、もう寄り道をせずにクレタ島に行ってくれぬかと頼みかえすと、船長は残念そうにため息をつく。
「そうですか。しかたありません。美の女神アフロディテの支配するキテラの島は、船員の休息にはぴったりだったのですが残念だ」
 拙者は甲板にでて船員に号令を出した。
「キテラ島はもうすぐ!ぐずぐずするな、いそいで船を寄せるんだ!」
 おお、キテラ。麗しの島よ。お持ちくだされ、拙者はすぐにアフロディテ殿のもとへ参るでござるぞ。

スポンサーサイト
name:
url:
pass:

管理者にだけ表示

TRACKBACK

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。