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アルテウスの偉大なる冒険談 第24話
02/08(Sat) 20:06|ギリシャ神話アドベンチャーcomment(0)trackback(0)edit
<注:これはミノス王の宮廷のプレイレポートじゃ。ネタバレもあるから承知の上で読んでくれ>

 船はゆっくりとクレタ島の港に接近する。拙者は強い日差しに目をしばたたかせ、大きく背伸びをした。
 ついに到着したな。母上のもとより旅立ってからまだひと月もたっていないのに、半年かかったような気分じゃな。
 第二巻「ミノス王の宮廷」を始める前の状態は次の通りだ。

原攻撃点  6  ヘパイストスの剣(攻撃力+4)*
原防御点 10  ヘパイストスの胸当て(防御力+4)*、ヘパイストスの盾(防御力+4)*、
         古びた兜(防御力+2)
名誉点  28
恥辱点   6
所持品  母の宝石
* 神々やそれに属する生き物との戦闘では、ポイントが6に増える。

 名誉点がなかなか高ポイントで、良い調子ではないか。強力な武具も手に入って戦闘もほぼ無敵じゃし、三度目の挑戦にしてはかなり上出来だ。
 クレタ島の陸地に足を踏みしめる前に「アルテウスの復讐」を読み返してみる。おおっ!?ヒント機能を使えば、あの牡牛と戦わずにすんだのか。なんとまぁ…。それにアイゲウスからの親書は、ヒント機能を使えば紛失せずにすんだらしい。
 じゃが、ヒントを覗くとよくペナルティを喰らうからな。今回、これだけ名誉点を貯金できたのも、ヒント機能にあまり頼らなかったからともいえる。結果的に良かったじゃろう。

「よくやったアルテウス」
 ふいに聞こえた声に物思いは破られた。前を見ると、拙者にこの冒険の始まりをつげた、あの使者の神ヘルメスが目の前に立っている。ヘルメスはにっこりと笑って神々のメッセージを告げた。
「実際のところ、予想した以上の出来栄えだぞ。だが、悪い知らせがある。ここクレタは古の邪悪な力がはびこっており、オリンポスの神々は力を振るいにくいのだ。おそらく、今後はそうそう助けてはやれないだろう。お前は今まで以上に自分の力でこの冒険を切り開いていかなければならないのだ。くれぐれも気をつけろ」
 ヘルメスの姿はかき消えた。なんの、神々の気まぐれに振り回されることが無くなって返って助かるわい。もっともアレス神からの授かった特典(原攻撃点に+2)はこの巻も有効のようなので、少しほっとした。
 さらにこの巻では、持久点30と情報点0という2つの能力ポイントが新たに備わった。何の役に立つかよくわからぬが、それはおいおい判明するじゃろう。

 船は到着した。拙者が船を降りると船長とミノス王の衛兵が会話をしているのが見えた。
「ミノス王とアイゲウス王の協定にしたがって、14人の若者を連れてきました」
「ごくろう。ミノス王が待ちかねておったぞ」
 衛兵は鷹揚な態度で船を下りて街道を歩くように指図する。船長はちょっとうらめしそうに衛兵を見上げると、言葉を続けた。
「アテネ人はこの重圧にうめいています。もし民衆の叛乱がおきれば、あなた方には一切の貢物が得られなくなるでしょう」
「ふん、それがどうした。貢物がなくなれば、軍船を何十隻とアテネに向かって繰り出すだけだ。ところでこいつは何者だ?」
 衛兵は拙者の方を指差した。拙者は鋭く睨み返すと「アイゲウス王の息子、アルテウスと申す」とだけ答えた。
「ほぉ、アイゲウスがまた息子を堀り出したのか」
 衛兵はうさんくさそうにこちらをじろじろと眺める。無礼な。
「彼のいうとおりアイゲウス王の息子です。そして彼は王からの親書を携えてきたのです」
 ふいに出た船長からの説明にぎくり、とする。ここで親書を紛失したとは口が裂けてもいえんな…。
 えーい、なるようにしかならんわい!
 拙者は開き直る事に決めた。そして荷物の搬送にいそがしい船員達を背に、ミノス王の宮廷に向かって大股でのっしのっしと歩き始めた。

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