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アルテウスの偉大なる冒険談 第31話
02/23(Sun) 00:43|ギリシャ神話アドベンチャーcomment(0)trackback(0)edit
<注:これはミノス王の宮廷のプレイレポートじゃ。ネタバレもあるから承知の上で読んでくれ>


原攻撃点  6  ヘパイストスの剣  (攻撃力+4)注
原防御点 10  ヘパイストスの胸当て(防御力+4)注、
         ヘパイストスの盾  (防御力+4)注、
         古びた兜      (防御力+2)
名誉点  28
恥辱点   6
所持品  母の宝石
守護神  アレス神
注 神々やそれに属する生き物との戦闘では、ポイントが6に増える。


******************


 拙者が意識を取り戻すと使者の神ヘルメスが目の前にあった。
「たいぶてこずっているな。アルテウスの復讐からやり直して親書を手に入れたらどうだい」
 ヘルメスは拙者にからかうように言ってからパット消えた。
 一巻からだと?とんでもないわい。

 起き上がってあたりを見渡すと、船の甲板に寝転がっていた。船はクレタ島の港についたところだ。
 船長と衛兵がなにやら話しこんでいるのが見て、心を決めた。ミノス王の宮殿に行けばどうしても武具を失ってしまう。しからば、最初から逃亡してはどうだろう。
 拙者は脱兎のごとく、船から駆け降りると港を駆け出した。衛兵が慌てて拙者を追ってくる。
「待て奴隷め!脱走者はその場で切り捨てるぞ!」
 奴隷ではござらん!衛兵が追いついてきたが、あっさり返り討ちにいたすと(名誉点を3点得る)、そのままミノタウロスの住む迷宮を目指して、道を走りつづけた。

 いきなり、草むらからまた二人の衛兵が飛び掛ってきた。完全にフイをつかれてタックルを受けた拙者は地面に転がってしまう。なんたる不覚!
 衛兵は拙者を牢にぶち込める。トホホ、結局捕まってしまうわけか。
 いや、待てよ。ここは親書がなくてぶち込まれた牢屋と状況が似ているが、パラグラフ番号が違う。
 試しにヒント機能を使って見ると、拙者は見張りの目を掻い潜って窓から脱出することができた。
 回廊を進む選択肢もあったが、そのまま衛兵に見つからないよう建物の上へ上へと、壁をよじ登っていくことにする。
 てっぺん近くの窓にたどり着く頃には、腕がしびれてもう耐えられなくなっていたので、その窓から部屋に転がり込んだ。
「誰だい?」
 するどい誰何の声が飛んできた。振り返ると、アマゾンの女戦士が1人槍を構えて立っていた。
 ちっ、しまったのう。うん?いや、アマゾンの女などミノスでは珍しいはず。そういえば!
「レンブラ。そなたはレンブラだな」
「なぜ私の名前を知っている?」
「私はアマゾンの女王アンティオペから、困ったときはそなたに助けを求めるように言われたのだ。拙者は今、衛兵に追われているのだ。しばらく身を隠させてもらえまいか」
 レンブラが鼻をフンと鳴らした。
「なにを言うのさ。アマゾン人は後ろ暗いことはしないよ。さあ、ミノスのところに言って、一緒に決着をつけようじゃあないか」
 なんということだ。アンティオペの助言は役に立たなかった。
 おまけガチャガチャと音をたてて、衛兵達までやってきて飛び掛ってくる。もはや絶対絶命。
「お待ち!」
 そのときレンブラが衛兵達を一喝した。
「私の前でかってなことはさせないよ。これは何の真似だい」
「レンブラ様。こやつは牢から脱走したのです!危険な奴でして」
「私にとって危険などあるものか。私がミノス王のところに連れて行く。女王アンティオペの友は私の友。弁明の機会も与えないのは不公平というものだ。さあ、そこをどきな」
 衛兵達はオドオドと道をあけた。レンブラは拙者にだけわかるように片目をつぶると、「悪名高いのも役に立つのさね。あとでアンティオペの様子を聞かせておくれ」と囁いた。
 ほほぅ。これは少し望みが出てきたかもしれぬな。

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